保全環境を悩ますプラスチック問題とは
世界で生産されているプラスチックの量は、年間で約4億tと言われています。このうち日本で生産されているのはなんと約1000万tにも上ります。(プラスチック基礎知識2021より)特に、漂流プラスチックやマイクロプラスチックなどの海洋ごみ問題、知っている方も多いでしょう。海洋ごみの種類は様々ですが、なんとプラスチックは全体の65%以上を占めています。ここまで脅威性があると、ご存じでしたか?
「海洋ごみ問題」という言葉を「知っている(聞いたことがある)」と答えた方は国内で80%を超えるほど。
今や誰もが意識せざるおえない問題となっています。
(日本財団ジャーナル調べ 実施:2018年11月 国内居住の16歳~79再男女個人1400名によるインターネット調査(定量調査)より)
日本のみならず、これらは地球規模の大問題になりつつあると全世界で意識されるようになり、脱プラスチックに向けた取り組みが各国で積極的に行われています。
私たち化粧品メーカーは、その扱いやすさからプラスチック素材の容器や包材を採用することが主流となっています。
プラスチック削減のためにできること、一つは以前ご紹介した「詰め替え用を作る」、もう一つは、「材質を変える」というものがあります。
材質を変えられる・変えられない商品がある?
詰め替えできる商品、できない商品があるように、何でもかんでも材質を変えられるというわけではありません。中身の品質が保てるか、使いやすい仕様になるのか、品質と安全性を確保できなければ、安心してお使いいただくことはできないため、重要なポイントになります。
商品のご紹介
北海道産プロテオグリカン配合オールインワンゲルでは、品質と安全性をクリアした1回分のお試し紙パウチをご用意しています。プラスチックは石油などの有限の資源によるものです。
お試しパウチは1回使ったら廃棄してしまう、そんな商品だからこそ!石油由来のプラスチック使用量削減し、循環可能な資源「紙」をベースにしたパッケージを採用しました。また、紙素材が与える「質感・風合いの良さ」も製品イメージとマッチさせています。
持続可能な社会を実現し、次世代に豊かな環境を引き継いでいくために、
資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の幅広い課題に着目しながら、身近なところから解決に貢献できるよう努めてまいります。
2030年に向けた世界共通のSDGs目標、私たちはこれからもエシカルなメーカーとして地球環境に貢献します。